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猿でも分かるメルロ=ポンティ、あるいは如何にして山浦くんとの見解の相違を止揚するかー時間・科学・隠喩ー

私には最近気になっていることが3つある。 ⑴デリダが自らをも解釈とするほど徹底的な相対主義の闇の中で、あえいでいるように見えてきたこと。 ⑵時間の流れについてだ。私がみたところ、時間が流れるためには3つの非存在が必要である。「かつて」「いつか」…

猿でもわかるジャック=デリダ。あるいは、なぜ私は山浦くんに、それ固有の表現形式を持つはずの映画を、言語化することを強いたのかーあるサタニストの弁明ー

脱構築とはなにか。 一言で言うと、現象を確固不動の特定の本体へと還元し凝固し「繰り返そ」(=不在者への開口部を塞ぐこと、反復とは違う)うとする力、すなわちみずからを何らかの本体の現象として確立するにあたって自覚的であれ非自覚的であれ、それに…

なぜ神は存在しないのか。あるいは、余は如何にしてサタニス徒となりし乎。

まず、「神が存在しないことは神の定義に矛盾する。なぜなら神とはもっとも実在的な存在者であって、定義より存在するからである。」というアンセルムスの神の存在論的証明は誤謬である。何度でも強調していいことだが、概念から存在は導けないからである。…

猿には絶対に分からないハイデガーの基礎的存在論、あるいは存在と時間についてー存在の意味を求めてー

自分が存在していることは明白である。なぜなら、デカルトのコギトがいう「私」とは、あの場合、私の存在のことだからである。(途中からデカルトは「私」という意味内容を「思考すること」から「思考するもの」に変えてしまっている。『省察』の133ページ、…

猿でも分かる有徳の無神論、バールーフ=デ=スピノザ、あるいは、自由にものを考える無神論者は不敬虔か。ー我が良き友にして聡明なる物理学徒、山浦くんからの訴追を逃れてー

スピノザはユダヤ人に追放されたユダヤ人である。無神論は白い目で見られた17世紀に、彼はいかなる宗派にも属することはなかった。オランダ人なのに、あのリベラルなオランダ共和国においてすら厄介者扱いされた。ポルトガル語が堪能で、学校ではヘブライ語…

猿でもわかるモナド論−失われた山浦くんを求めて−あるいはライプニッツのモナドロジーがおとぎばなしだと思ってる"無関心な"人々へ

モナドとはなにか。細胞のことだ。そう言いたくなる俺は、そう答えてからハッとする。モナドには窓がないじゃないか、と。そして前言を撤回する。モナドとはなにか。<自分>のことだ。私は合理論者である。ということは、つまり、個別的なものではなくて、一…